【転職】必ず成功に導く転職の面接とは?【ノウハウ】

1.はじめに

「面接まで進めるのは応募した企業数の1~2%」程度です。面接まできたら最後の関門の面接ノウハウを身に付けて是非採用に結び付けましょう。

2.面接の流れ

面接の流れは一般的に次のようになります。
★訪問
★待合室で待機
★面接室に入室
★面接相手に挨拶
★着席
★質疑応答
・自己紹介
・現職の説明(無職の理由の説明)
・転職理由の説明
・応募動機の説明
・入社後の希望の説明
・諸条件の確認
・応募者からの質問
★面接相手に一言お礼
★退室、退社
★面接後の礼状の送付

3.面接に成功するには

(1) 面接マニュアルで面接対策を勉強する

まず最初にやるべきことは面接とはどういう風に行われ、面接官はどういう点を評価するのかを知る必用があります。そのためには事前に面接マニュアルを入手し勉強しておくことが必須です。

(2) 人材会社の訪問登録は一次面接と考える

求人企業と面接をする前に知らないうちに一次面接を受けていることを理解しておきましょう。インターネットから応募した後、正式に求人企業に応募するためには、求人情報提供会社を訪問して登録手続きが必要です。注意しなければならないのは応募する企業に行くわけではないからと気軽な気持ちで訪問しないことです。
人材会社を訪問するときは、応募する企業の一次面接という緊張感を持って臨みます。人材会社の担当者は、手続きに来社した求職者がほんとうに求人企業に紹介できる人材かどうかを評価しているからです。まず一次面接に合格するつもりで訪問しましょう。

(3) 面接の準備をしっかりしておく

面接を受ける時は誰でも緊張します。その最大の原因は不安です。不安を取り除くためには十分に準備をしておきましょう。

「面接前に準備しておく事項」の例は以下のとおりです。
・転職理由を前向きに説明できるようにしておく
・志望動機を明確に説明できるようにしておく
・自分の長所・短所を整理しておく
・採用された場合の展望を整理しておく
・応募企業の長所・短所を理解しておく
・競合他社を理解しておく
・前向きな質問を用意しておく

(4) 模擬面接を受ける

面接を受けるのは緊張するものです。その理由の一つは何を質問されるか分からないということです。また、質問にうまく答えることができるだろうかという心配です。不安を無くすには人材会社にお願いして「模擬面行ってもらう」ことをお勧めします。

(5) 面接に持参する物

・提出した応募書類のコピー(カバーレター、履歴書、職務経歴書)
・自分が参照した求人情報のコピー
・筆記用具(手帳、鉛筆、消しゴム、ボールペン)
・面接会場の地図、応募企業の連絡先
・時計、くし、ハンカチ
・印鑑

(6) 面接時の心得チェックポイント

・スーツにしわはないか、ズボンの折り目は付いているか
・ワイシャツは白か
・ネクタイの色は派手でないか、地味でないか、曲がっていないか
・髪はきれいにセットされているか
・華美なアクセサリーを付けていないか
・靴はきれいに磨いてあるか
・カバンを持っているか(パンフレットや書類を渡されることがあります)
・化粧は派手過ぎないか(女性の場合)
・ハキハキと話せるか
・質問者の目を見て(自信に満ちた目で)要点を簡潔に話せるか
・応募動機を明確に話せるか
・前職より就労条件が下がることに不満は無いと説明できるか
・面接を受ける企業の製品、サービス、特徴をつかんでいるか
・自己ピーアールができるか
・問題解決に関する質問には経験を基にした具体例で回答できるか
・「何か質問はありますか」と聞かれた時の質問を用意しているか

(7) 面接会場でやるべきこと

★面接前
・挨拶と自己紹介を明るい声で簡潔に話す
・席に着いたら手帳とペンをテーブルの上に用意する
・面接者の中でだれが最上位者か把握する(最上位者を意識して話をする)
・場面に応じて笑顔を作る(笑顔をつくるのは必須)

★面接後
・「面接ありがとうございました。」とお礼の言葉を言う
・一礼をして退室する

「面接を終わります!」と言われると、つい「ほっとして」何も言わずに面接室を出る
ことがあります。最後まで気を緩めてはいけません。面接室を出る前に、面接相手に
、面接をしてくれた(書類審査に合格した)ことにお礼の言葉を言い、一礼をして
退室するのが大切です。

(8) 面接の第1条件は好感を持ってもらうこと

まず、面接の際の第1条件は「好感を持ってもらう」ことです。企業は、決してあなたの過去の業績や成功談を聞きたいために面接をするのではありません。

面接を受ける人の第一印象は、面接会場に入った瞬間に決まります。そして、面接担当者と目が会った時に決定的な印象を持たれます。自分の能力を過信することなく、謙虚な態度で、身だしなみを清潔にして面接に望むことが重要です。

(9) 面接でやってはいけないこと

・面接時間に遅刻する
・髪や爪が整っていない
・ネクタイ無しのカジュアルな服装をする
・応対をしてくれている社員の方に灰皿の要求など指示を出す
・面接室に入った時に面接相手に礼をしない
・横柄な態度又は卑屈な態度になる(対等の気持ちで対応する)
・過去の自慢話や成功体験を長々と話す
・説教じみた口調で話す
・進められないうちに、出されたお茶などを飲む
・過度に謙遜する
・低い声でボソボソと話す
・辞めた会社を悪く言う
・聞かれていないことまで答える
・「質問がありますか」と求められる前に質問をする
・給与条件など採用条件を詳細に質問をする

4.面接時によく聞かれる質問と答えの準備

(1) 面接時によく聞かれる質問

面接時に必ず質問される事項があります。

「面接時によく聞かれる質問」の例は以下のとおりです。
・前の会社での主な職務
・自分のキャリア(能力形成過程)
・自分の強みと弱み
・今回の応募動機
・新しい仕事に対する自信や抱負
・希望する仕事内容(普通は決まった仕事に応募することが多い)
・労働条件(給与、勤務時間、勤務地)に関する希望

(2) 質問に対する答えの準備

面接時に必ず質問される事項に対する回答は事前に準備しておき、これまでの職務経歴、ブランク期間、身につけたスキル、今後の抱負などをポジティブに説明できるようにしておきましょう。

5.不利な点に関する質問にどう答える?

転職に不利な経歴を持たれている方もいると思います。自分は不利と思っている経歴を如何にポジティブに説明するかが面接に成功するカギになります。

「不利な点を有利に説明した成功例」を以下に示します。
★転職回数が多く、職歴に一貫性がない
・転職を繰り返すうちに自分の能力・やりたいことが明確になり貴社に応募した
・自己のスキルアップのために転職を繰り返した
・就業した会社ごとに多くのスキルを身につけることができた

★前職を短期間で辞めた
・辛抱できない性格と思われないよう、長期的目標、自分の成長を強調した
・「自分のやりたいことができない職場だった」と前向きに説明した
・貴社なら自分のやりたいことができると思い応募した

★無職期間・失業期間が長い
・ブランク期間は自己分析や学習をしていて「貴社が自分に最適だと思った」
・空白期間は自己実現のための「資格取得の勉強をしていた」
・空白期間は「人生の勉強期間」と捉え自分のやりたいことを整理していた

★正社員の経験が無い(派遣、アルバイト・パート、フリーター)
・「なんとなく仕事を選んだ」ではなく、「その仕事をした理由を明確に説明」した
・派遣社員を繰り返していたため「いろいろな仕事を経験したかった」と説明した
・正社員の経験はないが、「大手企業でノウハウやマナーを身につけた」

★応募企業の業種・職種の経験が無い
・「経験の無い仕事に挑戦をしてきた」と意欲的な性格を強調した
・「実務の知識はないので、なんでもやらせてください」とやる気をアピールした
・「実務経験が無いので職務内容をお聞きしたい」と取り組む姿勢を強調した

★年齢が高い(40歳以上)
・「経験での実績、問題解決の実例」を話し、経験を活かせることを強調した
・「何事も臨機応変に対処できること、新人育成も経験した」ことをアピールした
・「担当業務ではリーダーとしてチームをまとめていた」ことを具体的に説明した

6.志望動機(応募動機)の説明が重要

面接時に必ず聞かれる質問の一つに志望動機(応募動機)があります。ここで自分をアピールし、如何にこの仕事に自分が向いているかを説明し、仕事に取り組む意欲の有ることを示します。

そのためには、事前に自己分析をしっかりするとともに、応募する仕事の内容をよく研究し、その仕事に自分が如何に適しているかを的確に説明するできるようにしておくことが重要になります。

7.自己PR(自己アピール)の仕方

自己PR(自己アピール)では、自分にはどういう経験とスキルがあり、新しい会社でどのようにお役に立てるかを筋道たてて説明することです。

採用側が担当直入に「あなたの得意な分野、性格的長所を教えてください。」と質問してくるかもしれません。しかし、別の質問であなたの長所を探す方法を取る場合もあります。

例えば次のような質問は事前に十分準備をして自己PR(自己アピール)できるようにしておきましょう。
・わが社を応募された理由は何ですか?(志望動機(応募動機)の質問)
・前の会社を辞めた(あるいは辞める)理由は何ですか?(退職理由の質問)
・わが社で何をやりたいですか(抱負の質問)

8.採用担当者は何を判断基準にしているか?

「採用担当者が判断基準にしている」のは以下のような点です。
・入社意欲、熱意が感じられるか
・誠実性、協調性があるか
・礼儀やマナーをわきまえているか
・会社に馴染めそうか
・仕事に責任を持って取り組めそうか
・新しい職務に適応できそうか
・「自分の頭で考える」ことができる人物かどうか
・「知的好奇心」が旺盛で、自ら学習する能力に長けているかどうか
・自分と違う考え方を尊重しながらも、自分の考えに基づき議論ができるかどうか
・「困難な局面をどのように解決し、どのような成果を上げたか」
・どんなポジションで、どんな人たちと、どのようにコミュニケーションをとってきたか
・過去の職歴ではなく、「現在どのようなポテンシャルを持っているか」
・学歴で応募者の能力を判断しない
・失業期間は判断材料にせず、その期間を如何に有効に使っていたかどうか
・応募者が未来に対してどういう志向をもっているか、それが我が社に合うか
・転職の目的や仕事選びの基本をどう考えているか

9.英語による面接対策

服装、態度、言葉遣いなどは日本語による面接の留意事項と同じです。異なるのは言葉が英語であるということだけです。しかし、自分の英語力によっては事前に問答集を英語で作成し、専門用語や決まり文句などを理解しておきましょう。
「英語による面接の留意点」は次のとおりです。
・事前に英文の問答集を作成し、シミュレーションする
・最初の挨拶の表現を準備しておく(”I’m ○○. How do you do?”など)
・自分をアピールする英語表現を事前に準備しておく
・回答は短めに簡潔に行う(長く話そうとすると不十分な英語になってしまう)
・文法に自信がなくても質問には全て答える
・回答するときは相手の目を見てしっかりと答える
・最後には面接官に感謝の表現をする(”Thank you for your time.”など)
・面接後に自分の表現を思い出し、もっと良い表現が有ったかを勉強する

10.不採用になったら、その原因を分析し対策を立てよう

面接まで進めても実際に採用されるのは5回に1回程度です。言い換えれば大半の人は面接ができても不採用になっていることになります。ですから、不採用になっても落ち込まないことです。

前向きな気持ちになって、不採用になった原因を自分なりに分析することが大事です。

「不採用の原因」には、例えば次のようなものがあります。
・求人側のニーズに自分は合っていないのに面接まで進んでしまった
・見た目で好感を持ってもらえなかった
・企業側の質問に適切に答えられなかった
・自分の質問が的を射ていなかった
・同じ程度の能力を持つ若い人が採用された
面接時を思い出しながら、自分なりに不採用の原因を分析し、次の面接に向けた対策を立てましょう。

11.面接力を向上する

面接の不安を解消するためにはプロの指導を参考にするのが一番です。人材紹介会社によっては、面接情報に必ず質問される項目を事前に教えてもらい適切な回答方法を指導してくれます。面接で成功するには人材紹介会社に登録を行い、キャリアカウンセラーの指導を受けるのが有効です。